長文をする前にストップ!!あなたの単語力、熟語力、文法力、解釈力は大丈夫ですか?大丈夫でないなら長文はすべきではありません。いまからでもそれらをやってください!!長文ができないから長文ではなく、長文のできない原因を明らかにしてそれをするようにしてください!!

それがオッケーという人は先に進んでくださいね。

英語長文問題集を自分で解く人も多いと思います。でも、自分で長文をすると、なんとなく読んで、なんとなく解いて、なんとなくやり直して、終わり。そのような人も多いのではないでしょうか?ここではそんな英語長文問題集のやり方を紹介します。

ペースですが、センターなど簡単なものを除き、普通の長文は一日一題より多くはしないようにしましょう。後にも書きますが、音読をしてもらいます。音読だけでかなりの時間を取られるはずなので長文を複数個する暇はないはずです。(長文自体、費用対効果が低いので一気にやっても仕方がありません。)1日1題~2日1題程度、一冊の問題集を(15題程度なら)一か月を目安で終わらせましょう。

【取り組む時期】

模試で成績を出したいなどいろいろあるでしょうが長文は9月と10月上旬に2冊、10月上旬と11月に前やった2冊の2周目にして下さい。「え?そんなに遅くて大丈夫?2冊だけ?」という人もいると思いますが、長文は費用対効果が低いと言いました。8月までに単語、熟語、解釈を完成させていなければなたないのです。そう思うと長文などしている暇がありません。多くの人が熟語の学習が9月にずれ込むほど単語や解釈で忙しいはずです。(センター対策もあるし)なので3ヶ月で2冊を2周。(2周目はあっていた問題も含め普通に解いて下さいね。ふくしゅうも同様に)

【取り組み方】

①問題を見開きB4(1ページ当たりB5)サイズに二部、コピーしましょう。英語長文問題集を一回解くだけで終わってる人はいませんか?二周はするのできちんとコピーしましょう。また基本的な参考書はA5サイズで作られているので大きめにコピーして解きやすくしましょう。

②問題を解く。たいていの問題集には目標時間が設定されています。まずはそこで終わらせることを目標で、辞書や単語帳、文法の参考書などで一切調べず自力で(その長文が入試本番で出たと思って)取り組んでください。

③目標時間を経過して(一応ここで全問解答できているはずですが)、単語帳をしらべることで(辞書ではなく普段自分が使っている単語帳)修正できる解答があるなら、調べて修正します。

④解説を見ましょう。まずは問題の解説を見ます。それで理解できるものは理解する、覚えるべきことを明確にします。例えば、基本的な熟語を知らなかった、ということが分かればそれを覚えなくてはなりませんね。(ただ、ここで悲観的になって熟語帳に逃げてはいけません、とりあえずその熟語を覚えて次に進んでください、あなたが今取り組んでいるのは長文です)

⑤全文和訳、全文の構造分析を見ましょう。全文和訳できるか、これが最終目標です。(ただし、英語のまま理解できるものを無理に和訳する必要はありません。例えば、He is my teacher.とあったときに、Heは三人称代名詞で彼は、と訳し、isは後ろに名詞が来ているからイコールの意味で、、、、、、などと考える必要はないはずです。英語のままわかるものは放置、わからないものを訳せる力をつけましょう。)わからない文法はスタディサプリや文法書に立ち返る、知らない単語は覚える。二部コピーしているはずなのでもう一部に自分オリジナルの参考書を作りましょう。

⑥もう一度問題の解説を読みます。先ほど理解できなかったところが全文を理解したことで分かるようになっているはずです。

⑦最後は音読です。きれいな発音、アクセントは不要です。小声でもよいので声に出して音読(目で追いかけていると英文を読み飛ばす可能性がある。)しましょう。音読の目標回数は50回。問題をした後に10回、電車の中で10回、お風呂の前に10回、勉強の前に10回、寝る前に10回。これで50回です。最初の10回は英文の構造を意識して、次の10回は英文の意味を意識しながら、次の30回は自然なスピードで英語を英語のまま頑張ってとらえましょう。ここで注意なのは、英文は何も書き込んでいないものを使用するということです。自分でオリジナルテキストを書き込んで作ったと思いますが、それは音読時に詰まったときに見直すだけ。よく長文に出てきた単語を覚えられないという人がいますが、それは単語の下に意味を書いているからです。白紙の英文を読む。分からなかったら立ち返るを基本スタンスに音読してください。

⑧二周目。1-2か月経ったら英文の内容なんて忘れています。もう一度上記と同じように解きましょう。出来が良かったら(すらすら読めたなら)音読回数は減らしても大丈夫です。とにかく二周しましょう。

音声データの使い方
音読を40回くらいしたら音声データを聴きながら英文を読んで下さい。それが"自然なスピード"です。シャドーイング(音声と同時に英文を読み上げること) をしても良いでしょう。シャドーイングは大きな声ではなくボソボソで良いです。音声を英文を見ながら聴き込んだら、歩いてる時、電車に乗っている時、スキマ時間に聞いて下さい。聞くだけでなく英文の意味を思い浮かべながらですよ。発音矯正ではなく長文の勉強です。読み込んだ文章を意味を考えながら聴きこむことでその英文がしっかり定着します。

以上が長文のやり方です。ここまで徹底的にやり方を書いているものは少ないと思います。長文をするからには徹底的にやり込みましょう。


【参考書】

長文自体、私は過去問以外あまり解かなくてもよいと思っていますが、以下の問題集くらいは解いておいても損はないと思います。

【スタンダード】英語長文ポラリス1→英語長文プラチナルール(プラチナルールは出来れば、無理ならハイパートレーニング)
【ハイレベル】英語長文プラチナルール→英語長文ポラリス2(出来れば英語長文ポラリスの3も)
【トップレベル】英語長文プラチナルール→英語長文ポラリス3(英語長文ポラリス3の前に英語長文ポラリス2をしてもOK)


















【参考:英語長文プラチナルールのすすめ】

当サイトのコメント欄に「どんな問題集ですか?」と質問があったのでここにまとめておきます。
英語長文プラチナルール(以下プラチナルール)は演習用問題集というよりも参考書に近いです。一般的な長文問題集は、問題があって和訳があって、語句がまとめてあって、問題の解説がある。これで終わりです。(親切な本には構造分析も付いてはいますが)英語長文ポラリスはこのタイプの問題集です。しかしプラチナルールは解説が非常に濃厚で予備校の授業をそのまま参考書にした感じです。この英文はこういう意味だよね、だから答えはこうだよね、といういわゆる"よめることが前提"な解説ではなく、どうやって長文を読めばよいのか、どうやって問題を解けばいいのかという長文に取り組む際の軸となる解説が書いてあります。いままでの作業でしかなかったディスコスマーカー(but見つけたら〇をつけていくなど)やスラッシュリーディングなど使えない技ではなく、正しい英語の読み方が身に着けられます。
構成:長文が9個あり、「ハイレベル」~「トップレベル」下位くらいの難易度。



以下は余裕があれば、です。上記問題集を最優先にしてください。スタンダードの人もトップレベルの人も頑張ってプラチナルールには挑戦してほしいです。また、個人的にやっておきたいシリーズは推奨しません。理由は解説がうすいからです。追加でやるのであればまずはハイパートレーニングでしょう。繰り返しますが私は個人的に長文を推奨しません。長文をするなら解釈をもう一冊して下さい。ただ、他ブログで紹介した記事との統合なので一応問題集を載せてはいます。

【トップレベル】